New Album 制作

先日レコーディングしたピアノトリオの音源、その後はシンセを足す作業を続けています。

アコースティックなピアノトリオにファミコンやMSXなどの8bitサウンドのシンセを重ねていきます。

レコーディングではそれを見越してメロディーを空白にしたりピアノで必要な部分だけを弾いていました。



まずはAY3という音源、鍵盤の左側にある黒くて小さい音源モジュールです。

これはAY3-8912という音源チップを使ったシンセで、MSXをはじめ80年代の様々なパソコンやゲーム基盤に使われていたPSGと呼ばれる音源です。

シンプルな電子音ではありますが、透き通ったいい音がします。演奏を入力している鍵盤はRolandのPC-180、昔のDTM用のキーボードですw



次はファミコン。あのファミコンです。

外部入力で演奏できる機械を使い、ちょっと改造して音声を抜き出せるようにしてあります。これで普通にキーボードで演奏できる音源になってます。キーボードのつまみで音色も作れます。


こちらは最新の音源ですが、iPadアプリのKORG Gadget2のEBINAというタイトーのゲームの音源を再現したシンセです。ダライアスの音とかそのまま入ってますw

こちらは同じくKORGのMicroKEY Airという鍵盤で、BlueTooth接続で演奏できます。最近ライブでもときどき使ってますが、電源に接続しないでいいのが便利なんですよね。


他にもPL2(ピーエルスクエアド)というオールドチップシンセなども使って8bitサウンドを足していきます。

クリックなしの一発レコーディングで録音したピアノトリオに重ねるので、もちろんこれらのシンセも全て手弾きですw テンポが一定じゃないから打ち込みでは作れないのです。

MIDI録音して鳴らすことも出来なくはないですが、今回のアルバムは生演奏重視なので、敢えてシンセも全て生演奏?にしました。


全4曲のアレンジはほぼ固まって、あとはミックス作業。

ピアノトリオとチップシンセのバランスを取るのがなかなか難しいですが、その分面白いものが出来上がってくると思います。

リリースまではまだしばらくかかりそうですが、楽しみにしていてください!

KEN SASAKI official site

pianist,accordionist,keyboardist & composer

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