「KEEP PLAYING 2」 2021.10.4 release !!
新しいアルバムのリリースが決まりました!
10月4日に各種サブスクで配信開始(サービスにより日時が前後する可能性もあります)。
そしてアルバムのジャケットのアートワークをSUNDAYVISIONの越尾真介くんが手掛けてくれることになりました!!
SUNDAYVISION
http://sunday-vision.com/
(手掛けている作品を見てください、すごいですよ)
なぜそんなすごいことになったのかも含め、今回なによりお披露目したいジャケット画像も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでね。
未定だったタイトルは、前作「KEEP PLAYING !!」の続編?となる「KEEP PLAYING 2」となりました。
「PLAY」には演奏するという意味と遊ぶという意味の両面があり、音楽を演奏し続けるというPLAYとゲームなどの遊びを続けるというPLAYを含めて、PLAYし続ける、という意味合いで付けたタイトルで、前作ではアコースティックなピアノトリオのレコーディングにファミコンやMSXの音などをさらに足して作ったアコースティックと電子音が融合した生演奏のアルバムでした。
「KEEP PLAYING !!」はサブスクで聴くことができます。
https://linkco.re/DM20vcvG
今回も同様にファミコンやメガドライブ、MSXの音源チップを使っていますが、今回はひとりで作った作品でもあり、ドラムにYAMAHAの(昔の)リズムマシンRX21を使用して80年代のアーケードゲームやパソコンゲームなどに近いサウンドになっています。
RX21、メガドライブのFM音源(YM2612)、ファミコン(2A03)、MSXのPSG音源(AY3-8910)とFM音源風なサウンドが秀逸で買ったWaldorfのシンセBlofeldにピアノやオルガン、エレピとアコーディオンにベースも自分で弾きました。
愛すべき使用機材たち。
AY3(PSG音源、左上)、hapiNES L(ファミコン、中央)、Blofeld(右上)、MEGAfm(メガドライブ、左下)、RX21(右下)
制作の経緯などについては前回の記事もよろしければ。
https://kensasaki.amebaownd.com/posts/19358855?categoryIds=2265067
収録曲は当初の予定から2曲増えて6曲に。
楽曲の簡単な紹介を書き連ねていきます。
M1 真夜中のハイウェイ
YAMAHAのリズムマシンRX21のドラムンベースのリズムにメガドライブのFM音源をフィーチャーした、80年代風な雰囲気を目指した曲。
オルガンのソロはもちろんチップチューン的なサウンドも全て生演奏の録音。ベースも弾いています。
M2 蒼天の彼方
元々はヴァイオリンの小夜子さんとベースの石川隆一くんと演奏するときに、このトリオの面々をイメージして書いた曲。2step風なリズムのアレンジとKORG Gadget2に入っているKAMATAのnamcoPSGやEBINAのTAITOのFM音源ベースも使用。リードシンセはWaldorfのBlofeld。メガドライブのFM音源のメロディーや後ろで鳴っているコードリフも気に入っています。
M3 Ginga
サンバテイストのあるブラジリアンハウス、風なリズムに浮遊感のあるハーモニーを合わせた曲。
サッカーのブラジル代表をイメージして書いた曲で、飄々としながら一気に多勢で畳みかける勢いを想像しています。日韓W杯のころに書いた曲のリメイクで、当時はブラジル代表、今はFC東京サポーターなのでFC東京のブラジルトリオの攻撃をイメージ。
ブラジルなのでMSXのPSG音源もフィーチャーw メロディーだけでなくノイズドラムの音が80年代のパソコンや家庭用ゲーム機を思い出させます。
M4 霞
ある朝、外に出たら少し先も見えない一面の霧。毎日の日常の景色が全然違うものに見えて不思議な気持ちになり、そのままの気持ちでピアノを弾きながら作った曲です。PSG音源(AY3-8910)で奏でられる曲のモチーフのメロディーやノイズで作ったドラムの音はレトロゲームを想起させる懐かしい音です。
M5 楽園
としまえんの閉園を憂いた曲。自分の幼少期の思い出と自分の子供との思い出の詰まった場所。アコーディオンで演奏しています。
M6 桜流し
石神井川の桜が散る様子を思い浮かべて作った曲。桜の花びらが散って雨で流されていく様子を指す「桜流し」。アコーディオンの少しだけ和風なメロディーにデチューンの効いた透明感のあるPSGや儚げなFM音源が不思議と合います。
という全6曲。前作は変拍子メインのプログレやワールドミュージックの色が濃かったのですが、今回は4拍子の良さを再認識してwかなりポップなインストになっています。
サウンド面からはレトロゲームなどの質感や音色の楽しみもありますし、そうでなく単純に楽曲を楽しむ側面としても聴きやすい楽曲やアコーディオンの音色などがいい雰囲気になっていると思います、自分で言うけどw
そして今回の目玉!アートワークはSUNDAYVISIONの越尾真介くんが制作してくれた作品、こちらです!!
すごくない?
かわいいでしょ?
いろいろと細かいところまでぜひよく見てもらいたいですw
そもそもなぜアートワークをお願いすることになったかという話ですが、実は越尾くんとは中学高校の同級生。彼はベーシストで一緒にバンドもやったりしてました。
とはいえ、卒業後はほぼ会うこともなく、風のうわさでデザイナーになってるらしい、しかもかなりの売れっ子ですごいデザイナーらしい、というのを聞いた程度だったのだけど、細かくは覚えてないけどSNSで見つけて繋がって、今回のジャケット制作で困ってたら声をかけてくれたのです。
そんなわけで、急遽本格的なジャケットになることに決まり、それから使用されている機材などをハードオフでジャンクで買い集めたりしていましたw
制作自体は完全にお任せなのですが、自分でペイントして撮影してるんですよ、これ。
デザイナーって机に向かってタブレットに描いてるだけかと思ってましたが(失礼)、全然そんな次元じゃないのね。びっくりしました。
おもちゃ、楽器、音楽などがひとつになって「KEEP PLAYING 2」の世界観をぐっと引き出してくれています。
ジャケ買いでもいいと思いますw もうほんとにたくさんの人の目にとまってほしい。
というわけで、「KEEP PLAYING 2」、10/4に各種サブスクでリリースされます。ぜひ皆さん聴いてください!!サブスク利用してない方向けにはBandcampとBOOTHでのダウンロード販売も準備していますので、そちらもあわせて、よろしくお願いします。
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